現在担当している授業では、学生がセミナーを担当します。
40分のセミナーを学生が企画して、実施します。
テーマは、リーダーに必要な能力。
このようなセミナーを開催する際に気をつけなければならないことは、
まず、学習者のニーズに合っていること。
つまり、1)満足です。
次に必要なことは、
2)学習
言い換えれば、目標の達成。
学習者が満足しても学習していなければ意味がありません。
さらに、いくらインプットしたからといって、それでOKではありません。
つまり、
3)行動変容
につながったかということが次に必要になってくるわけです。
満足して、学習して、さらに学習者本人の行動が変容した。
そこまでくれば、概ねセミナーは成立したように思えます。
しかし、さらに、
4)成果
につながったのか?ということが、求められます。
成果がなければ、結局セミナーに参加した人のみに影響を与えたにすぎません。
セミナーを開催するのであれば、そこからさらに、
その人の周囲の環境に関しても影響を与えるものでなければならない。
そうなって初めてセミナーは完成したといえるのではないでしょうか。
ついつい40分のセミナーを乗り切ることのみに焦点をあて、
目の前の人のみを意識して実施してしまう。
そうならないように、セミナーを受けている人のその先まで意識したものを
提供することが求められているように感じます。
セミナーの鉄則
投稿者
Kazoo
2009年1月24日土曜日
ラベル: 能力開発
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