『ここ2~3日の自分の気持ち、感じたことなどについて話してください』
このように言われたら、何を話すでしょうか。
「朝、着替えをして、原付で仕事に行き、昼を食堂で食べ、
仕事が終わるのが遅かったので、そのまま友人と食事に行き、
そこであれやこれやと話をして、12時過ぎに帰宅しました。」
こんな風に話すことを考えませんでしたか?
この中に感情は入っていますか?
上の表現は出来事をそのまま表現しただけであって、感情は含まれていません。
これを感情を含めて表現するのであれば、
「朝、すがすがしい気持で起き、着替えをし、
ガソリンが少ないかなと心配になりながらも、
原付で仕事に行き、無事たどり着けたので、
ホッと安心しました。昼は、空腹でイライラしていたので、
イライラ解消のために、大好きなカレーを食べ、
夜は・・・。」
と、感情を含めると表現されるのです。
ここからもわかるように、感情を含めて表現することは、
言葉も長くなり、事実の伝達という点において、
無駄な情報が多くなっています。
つまり、感情を聴くということは非常に
時間のかかることだといえます。
ここで、“事実の伝達”ということに焦点を当てると、
これは、仕事で求められる能力ではないかということが、
わかった方もいるかもしれません。
そう、“事実の伝達”は、仕事の時に必要な能力(スタイル)なのです。
仕事では、イチイチ指示や行動に感情を挟んでいると、
すぐに行動できなかったり、面倒だと思い取りかかりが
遅くなったり、感情は仕事において弊害になります。
そのため、仕事の際には感情を隠し、表面に出さないことが求められます。
そして、そのスタイルが日常のなかにも入り込んでいるのが、
今なのではないでしょうか。
より簡潔に、相手に情報を伝えること、
これこそが、重要視されたため、
それが日常にも入り込み、感情を隠すことを
自然と行っているのです。
相手の気持ちを大切にする。
よく聞かれる話ですが、本当に大切にしていますか?
気持ちをないがしろにしていませんか?
自分の気持ちに気づく。
その方法はまた次回何かの機会に。。。。
気持に気づく
投稿者
Kazoo
2009年2月11日水曜日
ラベル: 能力開発
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