「自尊心」、「自己受容」、「自己肯定感」
要するに、今の自分を認め、さらに向上すること。
私が実際の現場で、感じることとして
青年期の人の精神的な成長の段階は、
自己中心的な、自我形成期と、
他者中心的な、他者関与期の二つに
分けることができるのではないでしょうか。
これはあくまで、私の経験に基づいた
持論ですので、それ以外にも、
発達の段階には様々なものが
あると思います。
私の実感としてのこの時期の特徴は、
自我形成期においては、
すべてのベクトルが自分に向っています。
つまり、何か行動した際には、
評価を欲しがります。
それは、批評であったり、
感謝のことばであったり、
様々ですが、“自分”に対して
有益だったのか、それを確認するための
声掛けを求めます。
一方、他者関与の時期では、
行動に対して、それが相手(対象)の
ニーズにマッチしていたものなのか、
相手のため(有益)だったのか、
その点を気にします。
そして、文頭にも書きましたが、
「自己肯定感」などが高いのは、
得てして他者関与の時期にいる
ものだということです。
ここまで書くと、以前書いた
「軸の取り方」と似ていると
感じますが、同じようなことなのかもしれません。
では、そもそも自己否定とはなぜ起こるのでしょう。
嫌いな自分がいるから?
それは、
鏡の中の自分?
それとも心?
よく考えると、自分のまわりには、
長く付き合いのある友人が
何人かいます。
いくら自分が自分を嫌いでも、
その友人は、友人のままでいてくれました。
今、ココニイルトイウコトは、
それ自体自分の存在理由になるのではないでしょうか。
思っているよりも、自分は
突出して嫌な人間ではないはずです。
ココニイルトイウコト
投稿者
Kazoo
2009年2月14日土曜日
ラベル: 能力開発
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