先日、セミナーに参加しました。
セミナーの案内には「みなさん気軽にご参加ください」
と書かれていました。ですから、気軽に参加したのですが、
内容は薄っぺら。。。若干笑いがあるという感じでしたが、
何も得ることができないものでした。
セミナー後の意見交換で参加者の一人から、
「私たちをバカにしているのでしょうか?云々」
というようなコメントがでました。
このコメントには、私も賛同する部分がありました。
セミナーの開催者は、「気軽に参加してください。」
と連絡をしていましたが、本当に気軽だったのは、
誰だったのでしょうか。
おそらく、開催者でしょう。
笑いに関しても、イマイチだった感じがありましたし、
以前セミナーの鉄則でも述べたように、
セミナーには、重要な要素があります。
1)満足
2)目的の達成
3)行動の変容
4)成果
これらがなければ、意味がないのです。
“気軽なセミナー”とは、1)~4)があるけれども、
参加者が気負わずに参加でき、
笑いがあり、楽しめる。
そんなものではないでしょうか。
つまり、参加者に気軽に参加してもらうには、
開催者は普段よりも何倍も準備などをしなければならない
といえると思います。
よく、白鳥は水の上では優雅な姿をしているけれど、
水面下では必至に足を動かしているといいますよね。
参加者(見ている人)に気軽さという印象を与えるためには、
十分な準備が必要だといえます。
これは、セミナーにのみ言えることではないと思います。
何をする際にも、誰かに気軽さを与えるためには、
事前の準備が、十分に必要であるといえると思います。
気軽さは、誰のためのものか、
今一度考えてみる必要があるでしょう。
「気軽に」ということ
投稿者
Kazoo
2009年2月11日水曜日
ラベル: 能力開発
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