Reflog

日々是反省

できる人の条件(私見)

できる人の条件について話をしてみた。
そもそも「できる人」って何だという意見もあると思うが、
条件が「私見」によるものなので、あまり深く考えず、
読まれる人は読んでいただければと思います。

私が考える「できる人」とは、
仕事ができる人。同時にいくつもの仕事を処理し、
創造的で、一言で確信をつくことができる。

そのような人、(端的にいえば仕事ができる人であるが、)の
条件について観察してみた結果をまとめてみたい。
3つにまとめてみた。

1.他者からの批評を受け入れることができる
2.自分自身の過去の経験を現在と結びつけている
3.自らの使命(ミッション)を理解している

この要素はある種コンピテンシーのようなものだと考えています。
身近なハイパフォーマー分析をおこない、コンピテンシーを導出する、
そのような作業を行ったというイメージです。

この要素の順番は決して重要な順番ではありません。

ここで、個人的に主張したいのは、
2の「自分自身の過去の経験を現在と結び付けている」
という項目です。
1や3は比較的どこでも目にする当たり前のことのように思いますが、
2については、これまであまり触れらていないように感じます。

しかし、2ができているということは非常に重要で、
自分がどのような経験に基づいて現在の価値観を構成しているのか、
それを理解しておくのは、要するに自己分析・自己認識だと思います。
また、単に現在の自分に対する自己分析だけではなく、
これまでの自分について振り返る自己分析であるということが、
大きな意味があると思います。
過去を振り返って、現在を考えるということは、
自分が最も大事にしている考え方や、
行動原理を見つけるということですから、
その中で自分の理念やこだわりが見つけられるのではないでしょうか。

やや分かりにくくなりましたが、
自分のこれまでと今を一本の串で串刺しにする考え方を
見つけることができれば、それが自分自身の理念になるわけです。
それが価値観になるわけです。

これまでの行動は、決して自由に決定しているわけではなく、
何かしらの判断基準をもって決定していると思います。
それを明らかにすることが、過去の経験と現在を結びつけるという作業なのではないでしょうか。

0 コメント:

search

Profile

現在、教育機関で教員の能力開発と学習者のソーシャルスキルの開発を担当しています。 関心分野(事): 人材能力開発、プロジェクト・マネジメント(PMBOK)、チーム・ビルディング、学習心理学、社会心理学、プランニング、問題解決力、戦略思考、論理力、ゲーム理論、マインドマップ、改善発想、工業デザイン、Change Mind、マインド・オルガナイズ 好きなコト・モノ: Sora(空)、写真、筋トレ、旅、原付、笑い、デザイン、花火、文房具、音、ツッコミ、浪費

Books & Movies

  • 人材開発マネジメントブック
  • 人材評価着眼点シート
  • 感じない子ども こころを扱えない大人
  • 学習する組織