今行っている授業では、受講者に必ず一回40分のセミナーの実施を課題としています。
今日はその一回目でした。
今期からは、ルーブリック評価を用いて、プレゼンのスキルとその内容を5段階で評価しています。今日は、一回目ということもありかなり辛口の評価でした。唯一良いところは声の大きさと、明瞭さくらい。論理的な構成は不十分で、何を伝えたいのか最後まで分からないものでした。
テーマの選択や、内容や素材自体は非常に良い選択をしていただけに、残念です。
セミナーの後には振り返りを行います。これまでは一人ひとり感想を述べていくというスタイルを採っていましたが、今回は個人で感想をまとめる作業を5分、その後3人程度のグループで共有、さらにそのグループの中でもっとも伝えたいことを一つピックアップする。
ここまでまとめたものを、発表者に対して語りかけるように伝える。
学習者からのフィードバックに対して、発表者はコメントを述べる。
これを繰り返しました。
これまで、一人ひとり感想を述べていくスタイルでは、どうしても個人の意見を淡々と発表するという感じでした。つまり、意見は発表者に対してのものであるのに、いつの間にか空虚なものになっている。そのような気がしていました。
今回の改善で、その点は非常に改善されましたが、それが原因で個人の意見にどのようなものがあるのか、見えにくいという新たな問題も湧出してきました。今後も改善が必要だと思います。
プレゼン評価
投稿者
Kazoo
2008年11月28日金曜日
ラベル: 日常
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