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日々是反省

映画の感想

ずいぶん前に予告を見て気になっていた映画。

「闇の子供たち~値札のついた命~」

という映画を観ました。




出演: 江口洋介, 宮崎あおい, 妻夫木聡, 佐藤浩市
監督: 阪本順治
原作:梁 石日 (ヤン ソルギ)

画像は原作の装丁です。

この映画は、タイを舞台にした作品で、
人身売買・幼児売春などをテーマにした作品です。
どこまでが現実でどこがフィクションなのか、
私自身には分かりませんが、
全くの嘘ではないだろうと思います。

ある日、知らない人に手をひかれ都会に連れて行かれ、
売春をさせられる。エイズになると、
食事もろくに与えられず、黒いごみ袋に入れられて、
ゴミ収集車に積まれ、ゴミ捨て場に。。。

臓器移植のために、健康な状態の子どもから、
心臓を取り出す。。。ドナーとなった子供は。。。

この映画は、ハッピーエンドではありません。
最後に映し出される映像は、
壁一面の幼児売春などの新聞記事と
その真ん中に鏡があり、
それに自分自身の顔が映るシーン。

新聞記事には顔写真があるのですが、
鏡に映った顔が、新聞記事の顔写真のように
見えます。まるで、自分が犯罪者のように感じます。

おそらく、この映画が伝えたいことは、
自分が住んでいる世界のこととして、
受け止め、今、自分が何をしなければならないのか、
考えませんかと、そんな風に、
語りかけているように感じました。

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Profile

現在、教育機関で教員の能力開発と学習者のソーシャルスキルの開発を担当しています。 関心分野(事): 人材能力開発、プロジェクト・マネジメント(PMBOK)、チーム・ビルディング、学習心理学、社会心理学、プランニング、問題解決力、戦略思考、論理力、ゲーム理論、マインドマップ、改善発想、工業デザイン、Change Mind、マインド・オルガナイズ 好きなコト・モノ: Sora(空)、写真、筋トレ、旅、原付、笑い、デザイン、花火、文房具、音、ツッコミ、浪費

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