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日々是反省

生き方に関する美学

人材育成や能力開発の仕事をしていると、人と話す機会が多いのは事実。
日によっては、午前中に2時間、午後3時間と、
一日8時間の労働時間中その大半を面談(コーチング)のようなことで、
終えるときがあります。このような面談は、非常に体力を使います。
なぜなら、相手の背景など普段の生活では表面には出ていない、
深い内容の話まで、受け止め、引き受けなければならないからです。

そんな会話の中で、よく話すのは、「生き様」についてです。
自分がどんな使命感を持って、人生を歩んでいくのか。

人は、誰しも必ず何かしらの使命を与えられていると考えているので、
それが何なのか、そして、そのために今何をしなければならないのか。

一緒に探す作業も人材開発なのでしょう。

そして、「生き様」の話をする際に、もうひとつするのは、
自分自身の「美学」の話です。ある辞書によると、
「美学とは美しさに関する独特の考え方や趣味」のことだそうです。

私は、この美学を昔から大切にしていました。
それはある一冊の本との出会いから始まりました。
「一夢庵風流記(いちむあんふうりゅうき)」という、本があります。
隆慶一郎氏の書いた本で、戦国時代の歌舞伎者、前田慶次という人の物語です。

この人物の生き方が私自身の究極の美学だと思います。

こんな人間になれれば、良いのにといつも思います。

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Profile

現在、教育機関で教員の能力開発と学習者のソーシャルスキルの開発を担当しています。 関心分野(事): 人材能力開発、プロジェクト・マネジメント(PMBOK)、チーム・ビルディング、学習心理学、社会心理学、プランニング、問題解決力、戦略思考、論理力、ゲーム理論、マインドマップ、改善発想、工業デザイン、Change Mind、マインド・オルガナイズ 好きなコト・モノ: Sora(空)、写真、筋トレ、旅、原付、笑い、デザイン、花火、文房具、音、ツッコミ、浪費

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