人と人が交差する。
「人間交差点」という言葉を聞いたことがあります。
人と人が接点を持つことは、つまりお互いの人生が交差すること。
日本には1億人以上の人がいて、世界にはさらに何十億人という人がいて、
地球上にはいったいどれくらいの生物が住んでいるのだろう。
それらがある時、一瞬でも交差することは、
極めて“ゼロ”に近い数字なのではないでしょうか。
そんな極めて奇跡に近い出会い。
しかし、普段の生活の中で意識することはほとんどありません。
なぜなのか?
では、「もし、毎日の出会いを奇跡と意識していたら。。。」と仮定しましょう。
すると、間違いなく疲れるでしょう。
人間は、“奇跡”にも近い出来事を“慣れ”という感覚的マヒ状態を
創りだすことで、“疲れる”ということを免れることに成功したのではないでしょうか。
話を戻して、今日は学生の研究発表交流会がありました。
国立4大学の学生が1年間の研究の発表を行うという企画です。
総勢60名程度で開催しました。
発表会の後は懇親会。
最初は自分の大学の友人たちと集まっていた学生が、
時間の経過とともに、他大学の学生と話すようになりました。
自分自身は基本的に人見知りなので、なかなか話しかけることができないのですが、
今日はなるべく話しかけるようにと、努力しました。
ある大学の副学長先生と話をした際、
今後の大学の在り方について話をしました。
テーマはこれから20年後の大学はどのようになっているのか。?
少子化が加速している昨今、実は、大学の数は増加傾向にあり、
(特に短大が4年制大学に改組し、実質大学数が増加いしているのですが、)
これまでの研究中心の大学から、教育中心の大学に
方針変換するときが来たのではないか。
そんな話題から入り、学生を“顧客”と考え、
費用に見合ったサービスを提供することが大学に求められる。
そして、20年後。。。
正解は誰にも分からない。
これが今の正解なのではないか。
そんな話で終わりました。
明日は、地域活性化の実地見学に本日の学生たちと一緒に行きます。
明日も“奇跡”が待っています。
学生交流
投稿者
Kazoo
2009年3月5日木曜日
ラベル: 日常
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