Reflog

日々是反省

仕事ができる=見せ方?

4月から仕事場に新人さんが2人入ってきています。

2人を見ていると違和感を感じます。
その違和感の正体が何か、これまでは2人の動きが仕事に不慣れだということと重なっていて、
見えていなかったのですが、最近少しずつ見えるようになりました。

違和感の正体は、一生懸命さだったのです。
もっと言えば、真面目な一生懸命さだったのです。

そもそもどのような行動に違和感を感じたかというと・・・。
1.休日に出勤しいている。さらに、たまたま出勤している同僚・上司に仕事の質問をする。
2.平日の勤務時間終了後に、偶然上司が残っているからと、自分の仕事の質問をしに行く。
3.そもそも毎日、夜遅くまで残っている。
などなど

では、なぜ、違和感を感じたのかと言うと、
ケース1では、そんなに仕事は多くないのに、なぜ休日出勤が必要なのか。さらに、たまたま出勤している同僚・上司に質問しないと進まない仕事をなぜ休日にするのか。ついでに言うと、我々が休日出勤しているのは、平日できない仕事=集中したい仕事があるからであって、質問で集中を乱されたくない。このことはケース2でも同じことが言えます。
ケース3については、仕事が少ないはずの新人さんが、なぜそんな必要性があるの?という素朴な疑問です。

上述をまとめると、
A:仕事量は多くないのに、なぜそんなに時間が必要なのか(仕事の仕方)。
B:勤務時間外に他人の仕事の邪魔をする権利はない(仕事のマナー)。
という2つになると思います。

新人の2人は非常に真面目で、早く仕事を覚えようとしています。
また、早く今抱えている仕事を消化して、次の仕事を任せてほしいと思っています。
そのため、非常に真面目に一生懸命取り組んでいるのだろうと思います。
しかしながら、それゆえに重大なミスをしているようにも思います。

真面目で一生懸命なのは、良いことだと思いますが、上記Aのように感じられるということは、
自分自身が仕事ができない人間ですと言っているも同然ではないでしょうか。
実際、彼らよりも多く仕事を抱えているメンバーは多いですが、時間外勤務はほとんどしていません。

仕事は一つ終わったから、次の仕事がもらえるというようなものではありません。
何かをしながら、次々仕事は舞い込んでくるものです。
彼らのような仕事をしていては、いつまでたっても仕事はもらえないでしょう。
また、Bは社会人としてマナー違反です。
今日の出来事ですが、たまたま上司が出勤していたのですが、躊躇なく、質問に行っていました。

勤務時間外はプライベートな時間ですので、邪魔をするのは無粋というものでしょう。

しかし、真面目で一生懸命なことは決して悪いことではありません。
休日も出勤し、頑張っている姿を見て、“やる気”があると評価してくれる方もいるでしょう。
ですから、一概に悪いとはいえないのも事実です。

ですが、仕事をしている自分が他人に与える印象というのは、常に意識していなければならないと思います。
自分の行動がどのような印象を与えるのか、計算高いという意見もあるでしょうが、必要です。
また、一生懸命や真面目は、ここ一番に発揮すればよいのであって、
常から、全力でやる必要はないのではないかと思います。

間が大事

テレビ番組は最近、金太郎飴のようにどこを見ても同じようなものを創っているように思います。

同じ顔ぶれの芸人・タレント、クイズ番組。

「笑」というものが画一化していて、人間の価値観が知らないうちに統制されているのではないかとさえ思います。
そのため、“あれ”や“これ”で通じる会話が非常に多くなり、「感情の伝達」つまり対話という形の
コミュニケーションが非常に少なくなっているのではないかと思います。

そんな中、好きなテレビ番組もあります。
NHKの番組です。昔は、NHKは少し難しく、退屈だという印象を持っていましたが、
年齢を重ねた今、それが変化していることを感じます。
「爆笑問題の日本の教養」という番組は、好きな番組の中の一つです。

この番組は、日本の様々な分野の知識人と爆笑問題の二人が対談するというものです。
どのような分野の方が出演していても、話の内容が一緒になってしまうという、
残念な部分もありますが、逆を考えればどのような分野でも、
同じテーマで話せるんだという実証ともとらえることが出来、
それはそれで、面白いことだと思います。

その中で、出てきた話。
「何よりも“間”が大切」
この話の中で、“人間”“時間”“世間”すべて、「間」が入っているというくだりがあります。
私は、あまり漢字がどうのこうのという話は好きではないのですが、
この話だけは、非常に納得できるものでした。

「間」とはからっぽであることだと、番組の中では行っていましたが、
「からっぽだが、すべてがある。」
という言葉もあり、
「何よりも“間”が大切」という話が、非常に理解できる内容でした。

記憶に残る言葉(4)

「理念なき行動は凶器であり、行動なき理念は無価値である。」
    
                ~本田技研工業 創業者 本田宗一郎~


さすがに世界のホンダです。
グゥの音も出ないくらい、的確な言葉です。
シンプルで無駄のない言葉、正論ほど鋭い剣はありません。
おそらく、“企業”というものを主眼に発せられた言葉なのでしょうが、人間、個人にも当てはまるのではないでしょうか。
常に心に留めて、折にふれて思い出したい言葉です。

インストラクショナル・デザイン

今日は、上司が研修(授業)をするということで、朝から参加してきました。
テーマは「インストラクショナル・デザイン(ID)入門」

IDの基本モデルであるADDIEモデルの説明を基本に、研修を組み立てたものです。
時間は朝9:00から16:00の一日モノです。

時間だけ見ると、非常に長いように感じますが、
IDの基本を理解するためには、この程度の時間では、十分とは言えません。
実際、今日も慌ただしい内容展開でした。


教育工学や、IDの内容の研修は何度か受けていますが、
いつもまず最初に言われるのは、目的と目標の違いについてです。
目的とは英語にすると、Purpose
目標とは英語にすると、Goal

このことからもある程度分かるように、目的は存在意義そのものというニュアンス。
一方、目標とは一回の研修やイベントを通じて到達すべきゴールというニュアンスです。

今回の授業では、十分な時間のない中多くの情報を詰め込んだ感じがし、
基本的な知識がない方にとっては、非常に重たい内容ではなかったかと思います。

IDについては、次回以降気が向いたら書きます。
今日はここまで。。。

仕事の仕方

「仕事は出来て当たり前。」

社会人3年目ともなると、自分でできることが随分多くなります。
ルーチンの業務は“出来て当たり前”になります。

1年目は、どんな業務でも指示を正確にこなすことができれば、それだけで合格。
たとえ失敗しても、次回頑張ればO.K.
つまり、仕事の出来よりも頑張ったかという態度が重視されているように思います。

2年目、ルーチンの業務は相変わらずありますが、いちいち指示は出されません。
順調に進んでいるか確認だけされます。
仕事を自分で考えて、スケジュールを立てて実行しなければなりません。
さらに、創造的な仕事が与えられます。
つまり、自発的かつ主体的な仕事の仕方が求められるようになります。

3年目、問題発見・解決型の仕事が多くなります。
ルーチン業務の増減はないものの、時間に占める割合は減少します。
その結果、時間に対する余裕も生まれてきます。

私は仕事は常に試験だと思います。
それは翻れば毎日がチャンスということでもあります。
信頼を勝ち取り、より創造的な仕事をさせてもらえるようになるために、
簡単な仕事からコツコツとこなし、信頼を勝ち取る。
そのような日々の積み重ねが、創造的な仕事につながるのだと思います。

「〇〇日までにやっておいてね」と言われた仕事を、
その2日前には仕上げ、さらにひと工夫しておく。

何か伺う時は、自分の意見・アイデアを持っていく。

言われるまで待つのではなく、言われる前に、聞きに行く。

自分の得意な分野を正確に理解してもらう。

仕事とは、非常に難しいものです。
単純に誠意や真面目さを見せただけでは、信頼は勝ち取れません。
それ以上の何かをプラスして、表現しなければなりません。
そのプラスは、自分の個性なのでしょう。
自分の個性とは、“ウリ”になる部分です。

そのためには、やはり自己認識・メタ認知を正確にしておく必要があるといえます。
仕事の仕方という題名でしたが、結局自己認識の話になってしまいましたね。
なんとなく、文章を書いていると最終的には自己認識になってしまうということが
少なくありません。自分自身でも、おそらく旬な話題なのでしょう。

あったらいいなをカタチにする。

今日は、仕事中に一人ブレイン・ストーミング(以下ブレスト)を行いました。

10分程度で中断されてしまったのが残念ですが、頭の中のアイデアを絞りだし、
カラカラにするという作業は頭の発想分野のメンテナンスとして、
必要なものではないかと思います。

ちなみに、ブレストとは
あるテーマに対して、アイデアを大量に出す作業です。
あまり一人でやることはないのかもしれませんが、基本的なルールは、
1.質より量
2.批判厳禁
3.自由奔放
4.結合改善
要するに、実現可能かは判断せず、なんでもかんでも出してみる、ということです。
今日の一人ブレストのテーマは、タイトルでもある、
「こんな○○あったらいいな」でした。

あなたは、○○に何を入れますか?

仏の道は一日にしてならず☆

昨日紹介した、“見仏記”
昨日、途中まで観たのですが、やはりワンテイスト足りないなぁ~と、感じました。
何が足りないかというと、ハンドブック!!

以前買っていた、“仏像の見方ハンドブック”を引っ張り出してきて、
これから、“見仏記”を再開します。

と、なんとなく本来のブログ解説の趣旨に反する、内容なので、何か書きます。

今日は授業を2つしました。
工学系の学科、1回生を対象にした授業と、工学系の研究科修士1回生の授業です。
内容はどちらも、コミュニケーションを中心としています。
特に学科の方では、1回目の授業だったので、アイス・ブレイクにペーパー・タワーなど、
活動的な内容のワークを多く取り入れたものでした。結論から言うと最初の導入で
十分に乗せることができなかったため、その後のワークも十分に盛り上がることができませんでした。

一方、工学系の大学院での授業は、
本日は企画書の書き方を教えるものでした。
参考にしたのは、「A4・1枚究極の企画書―伝わる!通る!夢が叶う!」です。
さまざまな企画書の書き方をとても完結に書いてあり、
さらに、事例まで記載されています。

現在のビジネス界では、“エレベーターピッチ”という言葉に代表されるように、
短時間・短い文章で如何に自分の考えをまとめ、
相手に伝えるのかということが非常に重要になっています。

この企画書の書き方は、A4一枚というのが、とても分かりやすく、
実戦的であるということが評価されると思います。

私自身この本の書き方を例に、企画書を作成し、
企画を通したことがあります。

授業を受けている学生にも、自分の考えを短時間・短文で
伝えるということを意識して、実践してほしいと思います。

I Like ○○ .

仏像が好きです。

ついつい、ハンドブックを買ってしまい一日中それを眺めてしまうくらい。
如来・菩薩の違いを知ったり、印の意味を知ったり、
知れば知るほど、その深い考えに感嘆します。

今日は、仕事場の隣の席の“仏友(ブツユー)”
から、「TV 見仏記(けんぶつき)1」というのを貸してもらいました。

出演者は、“みうらじゅん”と“いとうせいこう”
なんとも興味深いキャスティングです。
これから、ゆっくり見仏させてもらいます。

年に1回

近づいてきました。
職場の人たちが、お祝いをしてくれました。
これまで、他の人たちのを祝っていたので、自分の時もしてくれるだろうと、
思っていたけれど、いざ、祝ってもらうと何と言っていいやら。。。



本当にありがたいです。

大忙し。

こんな日もあるかなと思いますが、それにしても忙しい。

9:30:出勤:授業の教材の作成
12:00:学生団体のミーティングに参加
13:00:仕事場のスタッフミーティング(14:20終了)
14:40:大学院生の授業(16:10終了)
18:00:集中授業の説明会(19:00終了)

何かと時間拘束される仕事がいっぱいでした。
これまで2年働いていますが、ここまでは初めてです。

それだけ、自分ができることが増えていろいろなところで使ってもらえるようになったということでしょう。
嬉しい悲鳴です。

もやもや4月

4月は、もやもやする時期のようです。
私自身は、特にもやもやはないのですが、大学生にとっては非常にもやもやの時期のようです。

多くの学生が、もやもやを抱えて相談にやってきます。

そのほとんどが、「何かに追われている感覚」ということです。
年度が変わり、学年が一つあがり、先輩になり就職や自分自身の生き方というものを
決定しなければならないということであったり、サークルや団体の後輩育成のことであったり、
これまである程度レールの上に乗ってきた学生が、自らの足で立ち上がるために
生まれる(感じる)感覚なのでしょう。

仕事現場で求められる能力の一つに、スピードがあります。
つまり、仕事を効率的にこなしていくということです。
もやもや4月の感覚は、仕事を抱えすぎた時の感覚にも似ていると個人的には思います。
ですから、このもやもや4月をただ通り過ぎることを待つよりも、真正面から
ぶつかって解決するように取り組むことは、非常に個人の成長につながることなのではないかと、
そんな風に感じました。

コミュニケーションの授業実践

授業実践を行いました。

大学院生対象の授業ですが、この授業は専門的知識の授業ではなく、
専門を活かすための「コミュニケーション」「企画立案」などのスキルを
身につけるための授業です。

今日の授業は2回目の授業で、1回目の自己紹介やアイスブレイクに続く
話す(たずねる)・聞く(こたえる)・観るをテーマに授業を行いました。

内容は、3人1組になって、
3人の役割は①話す(たずねる)人、②聞く(こたえる)人、③観る人
①が②に対して質問をして、③がそれを観察します。
今回は、大学院生ということもあり、少し難易度をあげて、
ある課題を相手から聞き出すという作業にしました。
つまり、課題が「一番楽しかった思い出」であった場合、
①は②から一番楽しかった思い出を聞き出します。
このとき、①は②に対して、
「一番楽しかった思い出は何ですか?」と聞いてはいけません。
“聞き出す”のですから、ダイレクトに聞くのではなく、それとなく聞くのです。

このワーク、意外と難しかったようですが、難易度を上げることで
大学院生は盛り上がってくれました。

授業時間90分では短いという感じもありましたが、
十分にコミュニケーションの難しさや質問することの難しさを感じてくれたようです。

今回私は、教材研究が不十分であったのと学習者にとって私自身の存在を意識しないように
という観点から、坦々と授業をしたのですが、上司からは、
このようなパターンも十分にありだという風にほめていただけました。
また、授業を任せても安心して任せられるというような言葉をいただけるなど、
今回の実践で、少し自信を得ることができました。

一人の命

昨日、友人から連絡がありました。

友人の父が亡くなったという内容の連絡でした。

1年2か月間入退院を繰り返し、2月には明日には分からない命だと言われ、
そして、4月9日に亡くなられたとのことでした。

今日、友人と会いました。
彼は長男ということもあり、これまでの期間、弔問客への対応などで、
大変忙しかったのでしょう。いつも以上に寡黙な印象でした。

一緒に晩飯を食べた後、家に失礼して焼香をさせていただきました。
それほど多く会話をしたというわけではありませんでしたが、
やはり一人の命の灯が消えるということは、大きな衝撃を受けることでした。
家族の方々に対しても、何を言っていいのか、私には分かりませんでした。
本当に無力だと思いました。

「一人の命」には、一人以上の重みがあり、その人が生きていることで、
生かされている命があるということを実感する瞬間でした。

59歳でこの世を去られた、友人の父のご冥福をお祈りいたします。

記憶に残る言葉(3)

「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

                                   ~元帥海軍大将山本五十六

人材育成を生業としている者が常に心に置いておく言葉だと思います。

DOCOMOMO Japanから

実はDOCOMOMO Japanという組織の会員(ドコモモ・フレンズ)をしています。
会員といっても、別に何か資格が必要なわけではありません。
自分で申請すれば誰でも会員になれます。


*******以下DOCOMOMOJapanのサイトより一部引用*******

DOCOMOMOについて
ドコモモ(DOCOMOMO=Documentation and Conservation of buildings,sites and neighbourhoods  of the Modern Movement)モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織
ドコモモは、20世紀の建築における重要な潮流であったモダン・ムーブメントの歴史的・文化的重要性を認識し、その成果を記録するとともに、それにかかわる現存建物・環境の保存を訴えるために、オランダのアイントホーヘン工科大学のフーベルト・ヤン・ヘンケット教授(現デルフト工科大学教授)の提唱により1988年に設立された国際学術組織である。

~中略~

第1回総会で、ドコモモの理念や活動についての宣言が採択され、以下のような活動目的が確認された。

1. モダン・ムーブメントの建築遺産の重要性を、一般市民、行政当局、専門家、教育機関に広めること。
2. モダン・ムーブメントの建築作品の調査を進め、広げること。
3. モダン・ムーブメントの建築貴重な作品の破壊と破損に反対すること。
4. 資料調査と保存のために基金を誘致すること。 5. モダン・ムーブメントに関する見識を広め、探求すること。

*******DOCOMOMOJapan(http://www.docomomojapan.com/index.html)*******

DOCOMOMOとは要するに、将来、文化的に価値あると認められる文化に対する
保護の活動をメインにしている団体と言えます。
古い寺社建築物は重要文化財などに指定され、
保護の対象として誰もがその重要性を認識しています。
しかしフランク・ロイド・ライト、丹下健三などが創りだした個性的で機能的な建築文化は、
あと50年もすれば重要な文化として認められるはずなのに、
現在解体の危機にあるものが多数あります。


今日、DOCOMOMOJapanから、冊子が送られてきました。
竹中工務店が作成している冊子でDOCOMOMOの特集が組まれたということで、
それを提供していただいたようです。



建築物に限らず、個人の価値観や文化は現在、非常に速い速度で変化しています。
しかし、そのような中で本当に残すべき文化は何なのか、
また、個人の価値観・文化が目まぐるしく変化することは、
本当に正しいのか。
変化は、内発的なものであるのか。外発的な刺激で、
自分の価値観を誘導されていないか。
自分自身の本質に今一度、考えを巡らす時期なのではないかと思い、
私はDOCOMOMOJapanの活動に参加しています。

新しい活動スペース

新しい職場が入っている建物には、「ラウンジ」という名の空きスペースがあります。

広さは、約7m×7mの部屋。

建物の角にあり、外向きの部分は総ガラス張り。
3階建ての建物で、眺めはまずまず良好。
ガラス張り効果が出ています。

この空間をどのように使うかというのが、今日から開始したワーキング・グループの課題です。

利用者はもちろん学生ですので、彼らが使いやすいものでなければなりません。
“使いやすい”という意味は、二つあって、
まず、入りやすいという意味。
もうひとつは、利用目的に対応できるという意味。

まず部屋に入ることができないというのでは、意味がありません。
さらに、勉強がしたいのに机がないのでは、意味がありません。

今日の話し合いの中で、出てきた意見は、
3階は、スペシャルな感じにして、ちょっとお洒落で、
ゴージャスな雰囲気がでるようなもの。
2・1階に関しては、少し賑やかにワイワイと学生が活発に活動できるようなスペースに
できればよいのではないかということでした。

これまで、大学や高校、小中学校にしても、
学校という学校はすべて、画一的なデザインで、
歓声を刺激するようなそんなワクワクするものではありませんでした。

実際に今の大学も。。。

今回のラウンジの件で、少しでもデザイン的に豊かな大学が完成すれば、
本当にうれしいなぁ~と考えています。
多くの働く人、学ぶ人がワクワクするようなデザイン、
それを提案できればと思います。

新しい授業

本年度から、大学院の授業にアシスタントとして参加させてもらうことになりました。
その授業の1回目が今日でした。

工学系の大学院の授業ですので、どんな学生が来るのか、
イメージは・・・
「目を合わせてくれず、自分の世界に集中し、コミュニケーションが苦手」
こんなイメージがあったのですが、
教室に来た学生を見て、驚きました。
確かに目を見て話をしてくれない傾向はありましたが、
笑顔で楽しそうに話してくれる彼らは、これまで描いていた理系大学院生の
イメージを大きく変えるものでした。
さらに、グループワーク中心の授業に対して、積極的に参加してくれるので、嬉しい悲鳴でした。

この授業は週に2回あるのですが、これからがとても楽しみです。
明日は、2回目の授業の打ち合わせです。
メイン担当の先生も、楽しくなっているのだと思います。
授業の内容については、機会があれば報告します。

4月というやつは・・・。

4月は忙しい。

入学式の日には研修をし、
日々の空き時間は、職場の引っ越し後の後片付け。
大きな書棚を3階に持っていく、持って降りる。
こんな日々。。。あふれ出る書籍を、詰めては出して。

何せ一旦配置した書棚とその中に入れた書籍を、もう一度出して、
運ぶその労働たるや、“徒労”というにふさわしい。
そんな徒労の合間に、様々な打ち合わせがあり、今日は正にピーク。

午前中は、新人さんに原義書の書き方を教え、
突き返された原義書を書きなおし、
明日の授業の資料をそろえ、
気がつけば昼。。。
自分の仕事は何も出来ていない。。。

昼からは、The 徒労。
15:30からミーティング(顔合わせ)に参加。
16:30からは団体の新歓説明会に参加。
新入生と、いろいろと会話しました。
説明会の後は、そのまま相談タイムに突入。
まぁ~、春ですからそんな時期ですね。

仕事場に戻ると、同僚たちは帰宅済。
仕事の書置きだけが、デスクの上とメールに書き残され。。。

4月のピークは、慌ただしく過ぎていきました。
あー、4月ってやつは何でこんなに元気で、パワフルなんだろう。

桜の花に

2回目の桜を観に行ってきました。

前回は昼間に行き、今回は夜に行き、同じ桜を二度楽しむという、何とも風流な
花見の仕方をしてみました。






ここの桜は、夜ライトアップされており、昼に観るそれとはまったく別の顔をしていました。
桜の薄い桃色はライトに照らされ、闇を背景にして一層際立ち、
その圧倒的な存在感を示していました。


昼は、容易に近づけた桜に対して、夜は、
荘厳であり近づくことを憚られるような、そんな風格がありました。


観に来ていた人は、我々のみで、
充実した時間を堪能することができました。

研修にて

今日の研修は、本当にグダグダだった。
これまで2年間自分が行ってきたことすべての自信が壊れるかと思うほど。。。

今回の原因は、
① 前任者との引き継ぎが不十分であったこと。
② 研修講師の方との事前打ち合わせが不十分であったこと。
③ 研修全体の手順に対して十分に理解できていなかったこと。

これらは、ただの現象です。
本質は、自分自身への過信と油断だと思います。


さらに研修で、こんな能力は必要だなぁ~と思いました。
① 全体を俯瞰する目をもつこと。
② 次に起こることを察知すること。
③ 瞬時の判断力

①の全体を俯瞰する目を持つことというのは、研修中、講師及び参加者である学習者に
対して、常に目を配り変化に機敏に対応することができるようにするということ。

②の次に起こることを察知することというのは、研修のようなライブで行っているイベントにおいて、
何か問題が起こってから対応していたのでは間に合わないということです。
ある一つのアクションが次に何を引き起こし、それに対して自分が何をしなければならないのか、
そこまで次のことを見通すということが非常に重要であると感じます。

③の瞬時の判断力ということについてですが、これは①にも②にも密接に関わっていることです。
いくら①や②ができても、それに対して自分の行動が瞬時に判断できなければ、
意味がなくなります。


これらの能力を伸ばすためには、どんな教育が必要なのでしょうか。

デザインに関して4月6日現在

“デザイン”という言葉について考える。

辞書では
デザインとは「目的をもって具体的に立案・設計すること。」
とありました。
では、美しいデザインとは、一体何なのでしょうか。

美しいデザインとは、“機能の追及”から生まれるのではないかと考えます。
つまり、そのモノが持つ本来の機能(目的)を最大限追求し、
それ以外の一切を排除した状態こそが、美しいデザインなのではないかと、
そんな風に考えています。
「無印良品」のデザインは、限りなくソレに近いように思います。

しかしながらこれは、インダストリアルデザインというジャンルにのみ言えることではなく、
インストラクショナルデザインにおいても同様のことが言えるのではないかと、感じています。

教育も基本はデザインであり、目的を最大限追求し、
ムダなものを一切排除することで、効果的な教授ができるのではないかと考えます。

無駄なものを排除するといういことは、結局シンプルになるということですが、
シンプルであるということは非常に難しいことだと思います。
なぜなら、欲張って、あるいは不安になってついつい余計なものを、
付けてしまうのが、普通の感覚だと思うから。
まさに、“蛇足”です。

怖がらずにシンプルであることを求めればよいのではないでしょうか。

もちろん、シンプルであるということは十分な予備知識など予め、ステップを越えているということが、
前提条件になると思います。
と、まぁ~まとまりは無いですが、今はこんなもんです。

組織・団体の抱える問題

今年度は新たなプロジェクトを立ち上げようと思います。
『学生団体・組織が抱える問題』について、カテゴリーに分けた事例集を作成しようと思います。

これまでの経験から、学生団体・組織が抱える問題はある程度下記のものに
分けられるのではないかと思います。

1.新人獲得
2.人間関係
3.後継者育成
4.モチベーションの維持

今回のプロジェクトでは、これら4つについて、
それぞれどのような団体・組織についても当てはまるような、
そんな事例集を作成したいと考えています。

実際には、興味のある学生にプロジェクトへ参加してもらい、
作成をしていくつもりです。また、この事例集に関しては、
その“解決策”についても検討できるようなものにできればと考えています。

全国の多くの学生団体・組織のために。
多くの方にとって、何かの一助となりますよう、
プロジェクトを遂行していこうと考えております。

完全休養

昨日は、資料作成に追われていたため、仕事モードの頭だったのですが、
昨日に限らず、年度末・始めと忙しかったので、なかなか頭を完全に休ませることが
できないでいました。

そんな中、今日は、久しぶりに完全休養しました。

朝、軽く運動をして、のんびりマンガ(ピアノの森)を読んで、
頭の中を真っ白にすることができました。
明日は、今年度一発目の、研修です。ドキドキです。

はりきっていきましょ~!!

久しぶりの事務作業

4月から、これまでいた事務員の方が、いなくなり、事務補佐員をしていた時以来の
事務作業をしています。決済の書類を作成したり、配布物をプリントしたり、そして並べたり。

今日も、170人分の資料作成をしていました。
広い部屋に紙を並べて、端から一枚ずつ取って並べて、ホッチキス!!

一人当たり20ページ程度の資料なのですが、
ひとりで170人分は無謀だと感じ、
昼飯を奢るということで、同僚を引っ張り出し、
無事、終わりました~。

もう少し計画的に準備をしなければならなかったと、反省しています。

新しい職場

4月、実は職場の引っ越しがありました。

すでに引っ越しは完了しており、新しい職場で日々勤務しております。
新しい職場は本当に気分がいいです。
部屋が広くなり、十分に個人間の距離があるので、広々とした気持で取り組めます。

また、4月からは新しいスタッフも加入し、より一層業務が強化されます。
新人さんのトレーニングは大変ですが、早く役に立つレベルに成長してもらって、
大活躍してもらえれば、楽になれるので、その時間を楽しく過ごそう!!と
思います。

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Profile

現在、教育機関で教員の能力開発と学習者のソーシャルスキルの開発を担当しています。 関心分野(事): 人材能力開発、プロジェクト・マネジメント(PMBOK)、チーム・ビルディング、学習心理学、社会心理学、プランニング、問題解決力、戦略思考、論理力、ゲーム理論、マインドマップ、改善発想、工業デザイン、Change Mind、マインド・オルガナイズ 好きなコト・モノ: Sora(空)、写真、筋トレ、旅、原付、笑い、デザイン、花火、文房具、音、ツッコミ、浪費

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