テレビ番組は最近、金太郎飴のようにどこを見ても同じようなものを創っているように思います。
同じ顔ぶれの芸人・タレント、クイズ番組。
「笑」というものが画一化していて、人間の価値観が知らないうちに統制されているのではないかとさえ思います。
そのため、“あれ”や“これ”で通じる会話が非常に多くなり、「感情の伝達」つまり対話という形の
コミュニケーションが非常に少なくなっているのではないかと思います。
そんな中、好きなテレビ番組もあります。
NHKの番組です。昔は、NHKは少し難しく、退屈だという印象を持っていましたが、
年齢を重ねた今、それが変化していることを感じます。
「爆笑問題の日本の教養」という番組は、好きな番組の中の一つです。
この番組は、日本の様々な分野の知識人と爆笑問題の二人が対談するというものです。
どのような分野の方が出演していても、話の内容が一緒になってしまうという、
残念な部分もありますが、逆を考えればどのような分野でも、
同じテーマで話せるんだという実証ともとらえることが出来、
それはそれで、面白いことだと思います。
その中で、出てきた話。
「何よりも“間”が大切」
この話の中で、“人間”“時間”“世間”すべて、「間」が入っているというくだりがあります。
私は、あまり漢字がどうのこうのという話は好きではないのですが、
この話だけは、非常に納得できるものでした。
「間」とはからっぽであることだと、番組の中では行っていましたが、
「からっぽだが、すべてがある。」
という言葉もあり、
「何よりも“間”が大切」という話が、非常に理解できる内容でした。
間が大事
投稿者
Kazoo
2009年4月28日火曜日
ラベル: 日常
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