授業実践を行いました。
大学院生対象の授業ですが、この授業は専門的知識の授業ではなく、
専門を活かすための「コミュニケーション」「企画立案」などのスキルを
身につけるための授業です。
今日の授業は2回目の授業で、1回目の自己紹介やアイスブレイクに続く
話す(たずねる)・聞く(こたえる)・観るをテーマに授業を行いました。
内容は、3人1組になって、
3人の役割は①話す(たずねる)人、②聞く(こたえる)人、③観る人
①が②に対して質問をして、③がそれを観察します。
今回は、大学院生ということもあり、少し難易度をあげて、
ある課題を相手から聞き出すという作業にしました。
つまり、課題が「一番楽しかった思い出」であった場合、
①は②から一番楽しかった思い出を聞き出します。
このとき、①は②に対して、
「一番楽しかった思い出は何ですか?」と聞いてはいけません。
“聞き出す”のですから、ダイレクトに聞くのではなく、それとなく聞くのです。
このワーク、意外と難しかったようですが、難易度を上げることで
大学院生は盛り上がってくれました。
授業時間90分では短いという感じもありましたが、
十分にコミュニケーションの難しさや質問することの難しさを感じてくれたようです。
今回私は、教材研究が不十分であったのと学習者にとって私自身の存在を意識しないように
という観点から、坦々と授業をしたのですが、上司からは、
このようなパターンも十分にありだという風にほめていただけました。
また、授業を任せても安心して任せられるというような言葉をいただけるなど、
今回の実践で、少し自信を得ることができました。
コミュニケーションの授業実践
投稿者
Kazoo
2009年4月14日火曜日
ラベル: 授業
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