実はDOCOMOMO Japanという組織の会員(ドコモモ・フレンズ)をしています。
会員といっても、別に何か資格が必要なわけではありません。
自分で申請すれば誰でも会員になれます。
*******以下DOCOMOMOJapanのサイトより一部引用*******
DOCOMOMOについて
ドコモモ(DOCOMOMO=Documentation and Conservation of buildings,sites and neighbourhoods of the Modern Movement)モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織
ドコモモは、20世紀の建築における重要な潮流であったモダン・ムーブメントの歴史的・文化的重要性を認識し、その成果を記録するとともに、それにかかわる現存建物・環境の保存を訴えるために、オランダのアイントホーヘン工科大学のフーベルト・ヤン・ヘンケット教授(現デルフト工科大学教授)の提唱により1988年に設立された国際学術組織である。
~中略~
第1回総会で、ドコモモの理念や活動についての宣言が採択され、以下のような活動目的が確認された。
1. モダン・ムーブメントの建築遺産の重要性を、一般市民、行政当局、専門家、教育機関に広めること。
2. モダン・ムーブメントの建築作品の調査を進め、広げること。
3. モダン・ムーブメントの建築貴重な作品の破壊と破損に反対すること。
4. 資料調査と保存のために基金を誘致すること。 5. モダン・ムーブメントに関する見識を広め、探求すること。
*******DOCOMOMOJapan(http://www.docomomojapan.com/index.html)*******
DOCOMOMOとは要するに、将来、文化的に価値あると認められる文化に対する
保護の活動をメインにしている団体と言えます。
古い寺社建築物は重要文化財などに指定され、
保護の対象として誰もがその重要性を認識しています。
しかしフランク・ロイド・ライト、丹下健三などが創りだした個性的で機能的な建築文化は、
あと50年もすれば重要な文化として認められるはずなのに、
現在解体の危機にあるものが多数あります。
今日、DOCOMOMOJapanから、冊子が送られてきました。
竹中工務店が作成している冊子でDOCOMOMOの特集が組まれたということで、
それを提供していただいたようです。
建築物に限らず、個人の価値観や文化は現在、非常に速い速度で変化しています。
しかし、そのような中で本当に残すべき文化は何なのか、
また、個人の価値観・文化が目まぐるしく変化することは、
本当に正しいのか。
変化は、内発的なものであるのか。外発的な刺激で、
自分の価値観を誘導されていないか。
自分自身の本質に今一度、考えを巡らす時期なのではないかと思い、
私はDOCOMOMOJapanの活動に参加しています。
DOCOMOMO Japanから
投稿者
Kazoo
2009年4月11日土曜日
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